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2016.04.09

あーくんの若者でもわかる経営学


第二回 人に物をつたえるpart1

今回からは、ビジネスマンなら誰しもが必要な、人に物を伝え、納得させる技術について説明していきます。

日常生活の中では、人に物を伝えて納得してもらう、いわゆるプレゼンテーションの機会は日々あり、決してビジネスマンだけに関わる事ではなく、もはや生きるために必要な術という事もできます。人に何かを伝えるときうまくできないと、場合によってはとっつきにくい人、わがままな人、みたいな印象になってしまう事もあるので、極めて重要な技術ですよね。

ビジネスマンにおいては、日々上司や部下、取引先に自分の意見を伝えて納得してもらったり、何かしらの行動を依頼する上で必ず必要な技術で、企業もこのようなコミニュケーション能力を非常に重要視しています。
そんなこんなのプレゼンですが、そもそも自分があーだこうだと言わなくても事が自分の思う通りに行くのであれば必要が無い事なので、異なる考えを持つ人に何かしらの提案を通す為には、頑張りが必要です。

で、色々なシチュエーションでプレゼンをするわけですが、非常に奥が深い。人によって、性格も、考え方も、知識も、経験も、全然違うのに、同じ一つの結論に導いていくわけですから、それなりの技術が必要な事もあります。
日常生活なら、考え方や知識が似たような人に簡単な説明で同意を得る事ができても、ビジネスともなると異なる性格と考え方の相手と話をしなければいけません。
そこで必要になるのは、伝えるそもそもの内容がちゃんと考えられているか、伝える方法は適切か、の2つです。

その2つがきちんとできているかどうかを確認する上でも、伝える内容を多くの人に、いかなる時間でも、どこでも伝えるために、紙におとして考える事は必要です。
で、いざ紙に書いていこうとした時に行き詰まる。

よくあるのが、そもそも何を説明しなきゃいけないのかが全然整理されていない。そういうときはまず、自分は何を説明するべきなのか、きちんと文章で表してみる事。
資料作りに困っている人に、「で、君は何を伝えたくて、そのためにどんな事を説明する必要があると思っているの?」と聞くと、「うーん…」となって会話が終了する。
伝えたかった事って意外とシンプルだったりするし、実は自分が伝えたい事って自分の思い込みが強かったりして、客観的に考えてみるとそもそも伝えるべき事がおかしなことだったりする。

そういう事がないように、日頃から

① 伝える内容がよく考えられていて、理屈が合うか

② 伝える方法は適切か、抜けているものや無駄なものがないか
鍛えておかないといけない。

この2つの技術はものすごく重要な技術なので、地方の若者も都会の第一線のビジネスマン並みの技を身につけましょう。

終わり

あーくんの若者でもわかる経営学

あーくん

西野創研・株式会社Rogical 代表
1982生まれ、北見市出身。大学卒業後、都内証券会社に勤務。在職中にMBAを取得し、2014年帰郷。(株)Rogcalを設立。現在に至る。

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