紙の1988が”ウェブマガジン”に変わりその中の1コンテンツとして連載を依頼されたのが3ヶ月前。
すぐやるすぐやると言いつつすでに6月中旬。まずもってこのウェブマガジンという形態自体懐疑的な僕。
パンクと同じ1977年生まれにとって紙で見るから記憶に残るしやっぱり本棚にきっちり全巻並べたい。
すでに何冊か持っていないので説得力はないが紙がいいという気持ちに変わりはない。
時代は変わっても変わらないものは必ずあるしだからと言ってそれが絶対に良いこととは限らないので紙からウェブに舵を切ることにしたクソ編集長を否定はできない。
それにしてもこのクソ田舎でウェブマガジンをやるという事を決断したインポ編集長の勇気は正直に凄いと感心せざるをえない。
何せ広告収入で運営していかなければいけないのだからその苦労は実は紙媒体よりヘビーだ。
もちろんそんな事は百も承知でウェブに切り替えたのだから包茎編集長を応援するよりないだろう。
もう10年以上前になるだろうか。ストリートの先輩2人が始めたフリーペーパーが北見にあった。
大好きな90年代の匂いが紙から伝わったものだ。今思えばその本には情熱と行き場のない憤りも詰まっていたように思う。
田舎から何かを発信したいという情熱と結局こんな田舎からでは何も発信できやしないという憤り。
そのアティチュードに僕はシビれたし単純に憧れた。
1988もそういうアティチュードを少しはあるだろうがやはり飯を食わなければいけないからマスとコア両方を満足させる必要がある。
アンテナを常に立てて情報を発信し続けなければいけないのだから正直しんどいだろう。
誰かに影響を与えるという事の大変さをこれから肌で感じてどんどんイケてるページをクリエイトしてほしい。
早漏編集長を応援しているストリートの先輩は1人や2人じゃないんだからその人望とセンスで頑張ってほしい。
この街は(どんな街でもか)何か新しい事や尖ったことを始める奴が現れるとディスする輩が多い。
自分の生き方に不満があるような人間が言うような事だと聞き流し、自分を殺さずに生きてほしい。
ダサい奴らが何を言おうとダサい奴らのいう事はダサいだけだ。自由に生きている人間をディスしたいだけなのだ。
今回はウェブマガジンでの連載一回目という事で本当はいいエピソード(とびきりの3Pばなし)があったのだが、情報提供者から公開NGが出たので仕方なく淋病編集長へのストリートの先輩からのエールという「ラインでやってもらっていいですか?」的な内容で申し訳ない。序章だと思って次回のクンニがいっぱい出てくるであろう回をお楽しみに!