HUMAN

2016.04.22

黒田 円 × 中西 拓郎


編集長中西と同年1988年生まれにスポットを当てる、ABOUT 1988。
2月15日にプライベートサロンをOPENさせた黒田円(くろだ まどか)さん。学生時代よりアートや、美容に興味を持ち、様々な経験をしながら現在の職業にたどり着いた彼女。これまでの活動について話を聞いた。
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中西(以下、中)はじめてこの業界に興味を持ったのっていつ頃でしたか?
黒田(以下、黒)最初は美容師には全然興味なくて、子供の頃から絵を描くのが好きだったから中学校を卒業して絵の勉強をしに札幌大谷高校の美術科に進学しました。そこで油絵についてとデザインの勉強をして、そのあと人をデザインしたいと思うようになり、メイクの勉強をするために、高校卒業後はベルエポック専門学校に進学しました。
中 最初から美容師になりたいとかそうゆうわけじゃなかったんですね。高校から地元や親元を離れて自分の好きなことに向かうって不安はなかったですか?自分の話で言えば、その当時はそんなこと全然考えれてなかったから(笑)
黒 進路を決めれたのは周りにもスポーツ推薦とかで同じように親元を離れて進学する友達がいたりしたから、特別自分も不安はなかったかな。それよりもはやく一人で動けるようになりたかったかな?笑
中 そんな若い時から自分の将来に向けて決断出来るのは単純にすごいなと思うよ。あまり出来ないことだと思います。そもそもそこまでちゃんと考えれてないと思うし(笑)
黒 好きなことだけをしてきた結果です(笑)それもすべて親にやらせてもらえたおかげなんだけど。
中 どんなきっかけから美容師を志すようになりましたか?
黒  最初はメイクだけ勉強出来ればいいと思っていたのですが、将来的な仕事の幅を考慮して、美容師免許取得のため美容師科に進みました。その中で勉強していくうちに、自然と美容師に魅力を感じるようになりました。人を綺麗にするってことにすごくやりがいと憧れを持つようになって、そこからは美容師になりたいと思うようになりました。
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中 学生時代にも様々な活動をされてたみたいで。
黒 違う学校の学生と連携してファッションチームを作ったりして、イベントをやっていました。服飾の学校の友達だったり、他の美容専門学校の友達だったりと連携して、学生のファッションショーを開いたりしてました。今よりも学校の数も多かったし、関わる人の数もすごく多かったから、みんなで一から企画したり、何度もミーティングを重ねて当時自分たちに出来ることを出し合って、よりクリエイティブなことに挑戦しようとしてました。ショーが成功した時の感動はとても大きかったです。当時は学校イベント活動にカットコンテスト、そしてヘアセットサロンでアルバイトもしていました。本当にめまぐるしい毎日を過ごしてましたが、そこで得たものや経験とか人脈は本当に大きかったと今も思ってます。
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中 最初の就職先はどのように選びましたか?
黒 初めての就職先は札幌の FITS というところに入社しました。それも専門時代の活動が大きく影響したんだ。当時からそこの美容師さんは憧れの存在ってカンジで精力的にイベントをやったり、作品撮りにも当時からすごく力を入れてて。とても魅力的で絶対にそこにはいりたいと思ってました。入社してから様々な勉強と経験をさせてもらって、とても刺激的な日々でした。そこで得たものは今の自分にとって大きく影響を及ぼしています。
中 どのくらい働いていたんですか?
黒 2013年まで働かせていただいたんですが、残念ながら手荒れの悪化で退職することになりました。美容師にとっては職業病で、日々の業務や練習を続けていた時に肌荒れや皮膚の状態が思わしくなくなっていって。気持ちとしてはもちろん続けたかったから、工夫しながら仕事を続けてたんだけど、ついにドクターストップを受けて。そのまま美容師を続けれることが出来なくなってしまって、リハビリを兼ね、実家のある北見市に帰ってくることにしました。
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中 そこから少しお休みして、復帰まで至るわけですよね。
黒 とりあえず美容師のお仕事を続けることは出来なかったので、全然違う仕事をしつつ、療養と勉強をし直しました。時間があったので東京のヘアメイクスクールに入学して、月一で東京に通ったり、北見の美容専門学校で着付けの教室でも勉強させていただいて、着付けの講師資格を取得しました。その時のご縁で2015年、北見市内のAtelier Ginoさんにお誘いいただき美容師に復帰することが出来ました。その後、現在に至ります。
中 本来その時点で断念してしまってもおかしくないような状況だったのに、それでも続けようと思ったのは?
黒 やはり美容師というのは自分にとってとても魅力的な職業です。身近な人を綺麗にしたり、カッコ良くしたりする方法に際限はないわけです。すごい人は沢山いるし、勉強しなくちゃならないことも沢山あって、どうしてもそのやりがいから離れることが出来ませんでした。
中 それと並行して絵の方でも活動を続けてきたんだよね。
黒 絵の仕事も沢山させてもらうことができました。それも人との繋がりがすべてで、イベントでのライブペイントや大きいところでは就職してからもノルベサ屋上ビアガーデンの絵を描かせてもらったり。あとは全国誌の某メンズファッション誌の企画ページの背景を描かせていただいた時、モデルさんの背景だから約4m×5mくらいの大きさで短時間で書き上げてほしいって依頼を受けた時はすごく大変でしたがいい経験をさせていただきました。自分にとって絵は美容師とは違う表現の仕方で、今まで辛いことも沢山あったけど、そんな時こそ絵が描けたというか、表現したいと思えてました。絵も美容師も両方続けてこれたから今の自分があるのだなと思っています。
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札幌ノルベサ屋上ビアガーデン看板制作
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某全国誌に掲載された全長約4m×5mの背景画。右は実際に撮影されたモデルのシルエット
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2015年北海道ヘアデザイナー100人展GINZA賞ノミネート作品
 
中 今後はどういったことを目標にしていますか?
黒 まだ自分のお店がOPENしたばかりなので、まだまだ頑張らなきゃいけないことばかりなのですが、普段のお仕事と並行して今後も作品作りも頑張っていきたいです。札幌時代から出させていただいてる北海道ヘアデザイナー100人展では昨年、自分の好きな雑誌『GINZA』よりいい評価をいただいて、とても嬉しかったのですが、その時の審査員の方の総批評の際、もう少し北海道らしい作品が見たかったというお言葉にすごく考えさせられて。私もせっかく地元に帰ってこれて、ここに根をはると決めたので、この地だから見える景色とか空気感、この地だから出来る表現というものを模索したいと思いました。それにはまだまだ勉強しないといけないことも身につけないといけないスキルもあって、それがすごくやりがいです。絵もこれから出来るだけ描いていきたいです。ここまで好きってだけで両方続けてこれた二つの方法で、これから先私にしか出来ない表現が出来たらいいなと思います。美容師の作品も絵の作品もある個展とそういったのもやってみたいですね。いままでは先のことを考えてすごい辛い時も沢山あった。美容師も絵も続けられないかもしれない時があったけど、好きだったから、一旦やめても 戻ってこることがわかった。だからこれからは無理したり背伸びしたりせず、等身大の自分で続けていければいいかなと思っています。
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HairSalon  LimeLight

北海道北見市美山町西1丁目56−19

0157-33-5379 <予約制>

受付時間/10:00〜19:00

定休日/毎週水曜日+不定休

http://mado525.wix.com/limelight

ABOUT 1988
黒田 円(くろだ まどか) HairSalon  LimeLight 代表 1988年生まれ、北海道北見市出身。札幌大谷高等学校美術科、札幌ベルエポック美容専門学校卒業。 中学校卒業と同時に親元を離れ札幌へ。学生時代より美容、ファッションアートなど幅広い活動を続けながら美容師を目指す。札幌美容室 FITSエフェクティブ に入社。持病の悪化により、地元北海道北見市に戻り、療養。美容師復帰後、2016年2月にHairSalon  LimeLightをOPEN。 主な製作に札幌ノルベサ屋上ビヤガーデン:月光 看板制作、全国誌企画ページ背景担当、北海道ヘアデザイナー100人展GINZA賞ノミネートなどがある。
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